バンコクへ行きたい!?
【2日目1】 タイ・バンコク
深夜のバンコク・ドンムアン空港。
生まれて初めて異国の地に降り立ったものの、外に出られないもどかしさを感じながら、まんじりともせずに夜明けを待ち続けた。
数時間後、人々のざわめきとともに、空も白みはじめてきた。
多少の不安もあって、万全を期すために?完全に陽が昇るのを待ち、いざ、空港の外へ出陣!
記念すべき第一歩を踏み出した瞬間、早朝だというのに、むわっとする暑苦しい空気に包まれ、一気に重力が増したかのように感じられた・・・。
さて・・・ これからどこへ行けばいいんだろう?
ガイドブックは持っていなかったが、バスで街中に行けるということは事前に調べてあった。
バス停を探そうと思い大通りに出てみると、バスを待っているらしい人だかりが見えたので、そこへ行ってみる。
そこは確かにバス停で、頻繁にバスが来ていた。
しかし・・・ 行き先がまるでわからない。タイ語でしか書いてないのだ。
というか、とりあえず市街に出たいと漠然と思っていただけなので、自分が具体的にどこに行きたいのかもよくわかっていない有様だったのだ。
現地人がたくさんいたので、ここはひとつ聞いてみようと思い、なるべく優しそうなお姉さんを選んで、声を掛けてみた。
もちろんタイ語なんて一言もわからないので、必然的に英語になるわけだが、これまた超低レベルなのは機内や空港内でも実証済み。
「市街に行きたいんですが」と言おうとした瞬間、“市街”を英語で何て言ったらいいのかわからないことに気付いた。
咄嗟に口から出てきたのは、、、
「あ、アイ・ウォント・ゴー・トゥー・・えーと・・バンコク!(=バンコクへ行きたい!)」
お姉さんは、一瞬固まったように見えたものの、ニッコリ微笑み指を下に向けて指し示しながら、
「バンコクなら・コ・コ・よ?」
と親切に英語?で答えてくれた(ように聞こえた)。
「あははは(そりゃそうだよね・・) サンキュー・・・」
ガクッと肩を落とす私。
はあああああああーーーーーーーーっ。
これは困った。これじゃ聞きたくても聞きようがないし、答える方だって答えようがないというものだ。自分の英語力のなさを呪いたくなった。
そのうちお姉さんもバスに乗って行ってしまい、私は何台ものバスを見送りながら、途方に暮れていた・・・・
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