プロバンス料理とは?
【31日目2】 イタリア→フランス
フランスの「プロバンス地方」に行きたいと思っていた。
日本で「プロバンス風料理」なるものを作る仕事をしていたので、ぜひとも本場の「プロバンス料理」を味わってみたかったのだ。
しかし・・・直前になって、大きな問題が発覚した。
それは、「プロバンス地方」がどこなのかわからない、ということだ。
せめて町の名前のひとつでも知っていればよかったのだが、漠然と「プロバンス地方」というだけでは、どこへ向かえばよいのやら・・・。
ガイドブックも持っていなかったし、人に聞くにしてもフランス語はできないし、英語も通じにくいようで、お手上げだった。
それでも地図とにらめっこしながらなんとか見当をつけ、Digneという田舎町にたどりついた。
ここが本当にプロバンス地方なのかどうかは確かめるすべもなかったが、Digneは素朴で穏やかな、とても居心地の良い町だった。
その夜、目的の「プロバンス料理」を味わうべく、町のレストランに入った。
しかし・・・ここでまた大きな問題が発覚した。
それは、「プロバンス料理」が何なのかわからない、ということだ。
何なのかわからないものを、どうやってオーダーするのか。
日本で作っていたのはプロバンス“風”であり、それのどこが“プロバンス”風なのかがわからなかったからこそ、本場のプロバンス料理というものを知りたかったのだ。
しかしながら、そもそもここが本当にプロバンス地方なのかどうかもあやしいわけで、これでは仮説の上の仮説・・・。
腹も減ったし、地元の料理ならまあなんでもいいやと思い、メニューを見た。
しかし・・・ここでさらなる問題が発覚した。
それは、メニューが読めない、ということだ。
写真はないし、フランス語でしか書いてない。
ギャルソンに説明してもらうが、その説明がまたぜんぜんわからない。
もうヤケクソになって、適当にオーダーした。
で、運ばれてきたモノは・・・
一口大のジャガイモを焼いたものが一皿、そして一口大の肉を焼いたものが一皿。
どちらもかなりの量。見た目もシンプルだが、味もいたってシンプル・・・。
しかしさすがはおフランスで、それでお値段は2千円以上。
結局プロバンス料理とは一体何だったのか?わからずじまい・・・(爆)。
▼ 教訓
漠然とした目的は、漠然とした成果しかもたらさない。
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