ニューヨークの地下鉄
【42日目1】 イギリス・ロンドン→アメリカ合衆国ニューヨーク州
旅行中に知り合った人がニューヨークの隣、ニュージャージーに住んでいた。
ぜひ遊びに来るようにと言われていて、電話番号も教えてもらっていたので、ニューヨーク(JFK)に着くとすぐに、空港から電話をかけた。
ところが・・・何度かけても通じない。
毎度のことだが、ニューヨークに関する情報はほとんど何も持っておらず、このツテを本気でアテにしていたので、本気で困ってしまった・・・。
時刻は午後7時すぎ。外はもう真っ暗だ。
早急に、宿を確保しなければ・・・。
空港からは、地下鉄に乗れることがわかった。
とにかく市街に出なければと思い、乗ってみることにする。
適当に乗ってはみたものの、具体的にどこへ向かえばいいのかはもちろんわかっていない。
まあ、にぎやかそうなところで降りればいいだろう、くらいに軽く考え、乗り続けていたのだが・・・
次第に乗客の数は減っていき、にぎやかどころかどの駅もますます閑散、殺伐としてくる・・・。
なんだか市街とは逆方向の郊外へ向かっているような気がしてきた。
車内の雰囲気からもヤバイものを感じはじめ、不安に駆られ、次に停車した駅で思わず降りてしまった。
・・・地上へ出てみると、そこは人通りもない、かなり寂れた感じの街だった。
ここがどこなのかは知る由もないが、とにかく、一刻もはやく宿を見つけなければならない。
少し歩くと、「YMCA」の文字が見えた。
入り口は頑丈そうなシャッターが閉まっていたが、ここは宿に違いないと思い、強引にノックする。
しかし・・・中から出てきた女性にあっさりと断られてしまった。
満室ということだろうか?
なおも歩いて宿を探していると、道端にうずくまった男に声をかけられた。
男「何をしてるんだね?」
私「ホ、ホテルを探してるんです」
さらに話しかけられたが、私の貧弱な英語力では、会話にならない。
男「それでは日本語の通じるところへ連れていってあげよう。ついてきなさい」
▼ ご注意
ニューヨークで夜中に地下鉄に乗るのは危険ですから、決してマネしないでくださいね。
それに、夜中に道端にうずくまっているような不気味な人(笑)を相手にしたり、あとをついていったりするのも大変危険ですから、絶対におやめください!
そもそも、夜中に到着する便を選ぶのが間違いだし、夜中に出歩くことが間違い。
私の一連の行動は、間違いだらけの危険だらけです。
▼ 雑感
はじめての国で空港から第一歩を踏み出すのはもっとも難しい部分だけれど、大都市であればあるほど、それが顕著です。
なぜなら、小さな街なら選択肢も限られていて、人の流れに乗っていけばなんとかなるけれど、大都市だと人も選択肢も多すぎるし、人の流れも拡散してしまうからです。
ホテル探しも、大都市の方が難しかったりします。
・・・あ、これはガイドブックなどの情報をまったく持っていない場合の話ですので、普通の人は感じないことかもしれませんけどね。
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