ナスカの地上絵に勝るもの
【51日目2】 ペルー・ナスカ
ジェット機とセスナの違いは、大型客船と小型フェリーの違いによく似ている。
大きさの違いだけではない・・・“揺れ具合”も、だ。
・・・飛び立ってから15分程経った頃だろうか。私の肉体に、奇妙な違和感・・・異変が起こりはじめた!
もともと私は乗り物酔いしやすい性質で、美しいエーゲ海のフェリー上でも吐いたことは、以前ここでも書いた(恥)。
そして今回も、もう二度とは見られないかもしれない貴重なナスカの地上絵を目の当たりにしながら、不覚にも吐き気をもよおしてしまったのだ。
サービスのつもりなのだろう、地上絵に接近するために何度も急降下するのだが、その度に内臓がふわっと宙に持ち上げられるような強烈な不快感があり、次第に耐えられなくなってきた・・・。
「うぐぐぐっ・・・」
「も、もう地上絵はいいから、はやく降ろじでぇ・・・」
同乗者もあり(言葉もできないので)そんなわがままも言えず、後半のフライトは、地上絵よりも吐き気をこらえることに必死だった。
せっかくの貴重な体験が、最後は悲痛な心の叫びに変わっていた。
どんな感動も、生理反応は超えられないのか・・・?
▼ 余談
さすがにビニール袋は用意してなくて焦ったけど、何とか吐かずに済みました(笑)。
でも、あの狭い機内で(操縦席の真横で)吐いていたら、ヒンシュクだったろうなぁ。
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