カンボジア・シェムリアップの現実

Q※前回のご質問“未来のバックパッカーを応援します”の続き(ご質問ではなくご報告のメール)です。

先週、カンボジアから帰国しました。

帰国してからカオル様のメールやメールマガジン、ブログを拝見させていただきました。私がさせていただいた旅についての質問や内容を掲載していただき深く感謝いたしております。

出発する前にカオル様にたくさんのことを教えていただいていたおかげで飛行機や通貨、持ち物、病気などなど不安なく過ごすことができました。

私がカンボジアの旅をしてみて感じたこと、考えたことはたくさんあります。

まずは出発前に私が思っていたイメージと現実のカンボジアは大きく異なっておりました。

私の事前のイメージはマスメディアの影響と誠に勝手な妄想がほとんどでしたので、町では子どもたちが空き缶を集めてお金に換金していたり、舗装されていない道路を車が砂埃をあげながら走っていたり、現在も地雷がたくさん埋まっていて他の国からの地雷撤去などの支援を受けていて身体が不自由な方が非常に多い国などでした。

もちろん今回の旅を通じて砂埃をあげながら走るピックアップトラックにも乗りましたし、空き缶ではなくペットボトルを集める子どもたちの姿もたくさん見かけましたし、地雷博物館でアキラさんとおっしゃる方を中心に現在も地雷撤去活動を続けていたり、私が見に行った遺跡でもデンジャーマインと書かれており、そこから先のエリアは地雷撤去が継続中であるため入ってはいけない場所があることも、身体が不自由で地雷により片足を失ってしまっておられる方も何人か見かけました。

しかし、それは主に郊外の話で、私が長く滞在していたシェムリアップの町では、事前に想像していたイメージとは大きく異なり、街中を少し歩けば大きなデパートがあり、ハンバーガーやスウィーツ、マッサージ店なども数多く存在し、さまざまな高級家電製品店が並び、その町に住む人たちは皆さん携帯電話も持ち、パソコンでCDの曲を焼いたりゲームをしている方も多く見かけました。夜になればクリスマスイルミネーションで町は彩られ、華やかなダンスショーも見ることができます。

もちろん観光地であるからということもあるでしょうが、それにしても貧富の差が激しすぎるように思いました。

片方では日本と変わらないようなブランド品のカバンや服、高級車を運転している方さえ多々いる中で、片一方では日差しの照りつける道路を歩くのに履くサンダルさえない方や、学校に行きたくても学校さえなく勉強をする機会すら手にすることが出来ない子どもたちや、地雷で顔にひどいやけどや身体に障害をおってしまい歩くことさえ出来ず車イスで物乞いをしている方もたくさんおられました。

これは1人の現地人の方の話なので一概に鵜呑みにすることは避けた方が良いとは思いましたが、カンボジア王国では一部の権力者たちは王国の高値で売買できる木材などを外国に輸出し、多額の財産を持っているという話もあるらしいですね。もちろん日本でも同じような事例は多々ありますが(笑)

しかし、同国民でさえそれほどの貧富の差があるというのに、日本でマスメディアを見ていると国全体が支援を必要としているように感じられてしまっていました。確かに国全体で考えてみても、まだまだ発展途上国に入るでしょうし、様々な支援は必要でしょうが。

ただ、さすがに日本では田舎の方に足を運んでみても履く靴がない方や、道路に捨てられているゴミの中から食べ物(正直、家庭の台所の三角コーナーに捨てられているような残飯のような感じでした)を拾っておられる方はあまり見かけませんよね。

都市部と郊外の違いがあまりにもありましたので、私はそれに驚きを感じました。

そこで私は、旅に出る前は子どもたちと一緒に空き缶を拾ったりしたいとカオル様に話していましたが、実際にはペットボトルが主でしたので、少しばかりではありますがペットボトルを集め郊外に住む子どもたちに渡したり、これも短い期間ではありましたが小学校を建設する活動にも参加させていただいてきました。

本当はもう少し長く参加していたい気持ちもありましたが、遺跡の観光や買い物や飲食をしてみたい気持ちや、学校建設のあまりにも手作りな内容に体力的に厳しい部分もありましたので、短期間の参加となってしまいました(笑)

帰国後初回のメールにしてはあまりにも長くなってしまいましたので、今回はここで失礼させていただきます。


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Aおかえりなさい。ご無事で何よりです。詳細なご報告メールをありがとうございます。


>それにしても貧富の差が激しすぎるように思いました。

開発途上国はどこもそういう傾向が強いですね。日本に多い「中流層」というのは極端に少なくて、一握りのお金持ち以外はほとんどが貧しいんじゃないかと。


>一部の権力者たちは王国の高値で売買できる木材などを外国に輸出し、多額の財産を持っているという話もあるらしいですね。

ぜんぜん普通にあるでしょうね。金とコネがあればなんでもできそうな国です。


>日本でマスメディアを見ていると国全体が支援を必要としているように感じられてしまっていました。

一応アジアではラオスと並んで最貧国のひとつですから、国全体としてもまだまだ支援は必要なんでしょうけど、マスコミって(視聴率のために?)悲惨な面ばかり強調したがりますからね。善意を募る番組でベンツやレクサスがうようよ走ってる光景なんて流せませんよね。


>少しばかりではありますがペットボトルを集め郊外に住む子どもたちに渡したり、これも短い期間ではありましたが小学校を建設する活動にも参加させていただいてきました。

偉い!有言実行しているところが素晴らしい。ほんとうに頭が下がる思いです。


>短期間の参加となってしまいました(笑)

それでも十分ですよ。(私も含め)なにもしない人がほとんどなんですから。


2010年03月03日 08:43

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