日本国内のトラベラーズチェック(TC)の換金場所が激減中!!(2016年8月現在)

Q3年ほど前にいただいたご質問"トラベラーズチェック販売終了後、現有T/Cの利用方法"への補足です。当時とは状況が一変していますので。

※トラベラーズチェックの日本国内での販売は2014年3月31日をもって終了しています。

私はその後もトラベラーズチェック(以下TC)を未使用のまま持っていたのですが、先日ふと思い出して(嫌な予感がして)再確認したところ、日本国内での換金が困難になっていてビックリ。もはや「TCには有効期限がないから…」と呑気に構えていられる状況ではなくなりました。

以下、私が手持ちの『アメリカン・エキスプレス(以下AMEX)発行米ドルTC』を処分した顛末を書き留めておきますので、まだTCをお持ちで当面海外で使う予定のない方は、早急に対処された方が良いと思います。

(カオル)


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A

購入場所によって換金可能な場所が異なる

どこで購入したTCか?によって発行元(AMEXやトーマス・クック等)やブランド(MasterCardやVisa等)が異なり、換金できる場所も変わってきます。

2016年8月現在、日本国内の大手銀行では自社で発行・販売したTCしか買い取りしていませんので、購入場所が何より重要になってきます。

私のように銀行以外(セシール等)で購入したAMEX発行TCの場合はちょっと悲惨で、知らないうちに全ての銀行で取り扱い終了していました。ほんの少し前までは大体どこの銀行でも換えられたのに…。


AMEX発行TCの換金場所

では、銀行以外で購入したAMEX発行TCはどこへ持って行けば換金できるのか?というと、一応こちらのページで調べることができますが、人口200万人超の名古屋市でさえ残りわずか6箇所。それも「ワールドカレンシーショップ」と「トラベレックス」の2社のみです。

おまけにトラベレックスは1日の買取限度額がUSD500と低くて話になりませんし、米ドルTCから米ドル現金へ直接交換することもできません。

その点、ワールドカレンシーショップなら限度額なし(?)で米ドルTCから米ドル現金への直接交換も可能。1米ドルあたり1.80円の手数料がかかりますが、普通なら米ドルTC→日本円現金→米ドル現金となって1米ドルあたり4円近くの手数料がかかるところなので、決してわるい条件ではありません。
※海外でも米ドルTCから米ドル現金に直接交換できるところは極めて少ないです。


AMEX発行TCの最終手段

念のためAMEXにも電話で確認したところ、万が一日本国内の換金場所がすべてなくなってしまった場合には、AMEXが直接買い取ってくれるとのことでした。

今でも近くに店舗がなければ郵送で対応してくれるみたいですが、日本円への換金に限られます。円安時ならともかく、よりによってこんな超円高のタイミングで円転したくはないですよね…。


私の結論

楽観的に考えれば、最終的にはAMEXが買取保証してくれるのだから、そのままTCで持っていても何ら問題はない…のかもしれません。

しかしながら、それはあくまでも「AMEXが存続していれば」の話。万が一AMEXが破綻するような事態にでもなれば、TCがただの紙切れになってしまう可能性だってゼロではないのです。

それに、情勢に変化があったとしても、自分から情報を取りに行かないことには何もわかりません。常時アンテナを張り巡らせておかないと、私みたいに「知らないうちに取り扱い終了していた…」なんてことにもなりかねません。安心のために買ったTCなのに、これではちっとも安心できない。

換金場所がなくなりつつある現状、AMEX一社に頼る危うさ、安心感の無さ、円高ドル安という不利な相場環境などを勘案し、結局私は市内のワールドカレンシーショップに出向いて手持ちのTCをすべて米ドル現金に交換しました(念のためすべて新券の連番にしてもらいました)。


外貨現金の預け入れ手数料はバカ高い

現金化したはいいけど(少額ではないので)それをどこでどう保管するか?がまた厄介な問題でした。

実は外貨の現金を銀行に預け入れるには高額な手数料がかかり、預け入れ時2円/引き出し時2円というのが相場。つまり、1回入れて出すだけで1米ドルあたり4円(1万米ドルなら4万円)もとられるのです。

外貨手数料の安い銀行はないものかとネットで探してみると、みずほ銀行が預け入れ時500円/引き出し時1,000円と破格でした。ところが、実際店頭に問い合わせると、今は外貨の扱いが厳しいとかで新規では「30万円相当分」までしか預け入れできないとのこと。これでは手間がかかるだけで預ける意味がほとんどありません。

結局どこにも預けられないまま、仕方なく(リスクは承知の上で)全額タンス預金にしました。外貨の現金が(世界で最もメジャーな通貨である米ドルでさえ)こんなにも歓迎されない、扱い難いものだったとは…。


2016年08月15日 05:41

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